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俺にも言わせろ!
ネットが始まった時、俺のようなでしゃばりが(笑)発言を始めました。
その頃はまだホームページのみ。
簡単なソフトを使ったとしても、敷居が高いものでした。
それが、ブログになり、ミクシになり、ツイッター・フェイズブックになり・・・
子供から大人まで、みんな「俺にも言わせろ!」(笑)
日本全国、いや世界中が「井戸端会議」状態になってきました。
小学生でも50歳でも、発言の重み-レベルが同じところまで引き下げられました。
なんとかPさんの発言で「口パク論争」が一段と激化。
もともとの「口パク」がわからない子供達が大騒ぎです。
ここに来る人達だけでも、わかって下さいね。
「口パク」とは、TV番組を作るときの「必要悪」です。
その昔、TVが始まった時は、全てが生放送でした。
時は流れ機材が進化し、「録画放送」ができるようになりました。
いわゆる「ビデオ機器」が発達したわけです。
もともと「映画」という物体はその製作テクニックとして、
「アフレコ」というものを使っていました。
「アフレコ」=「アフター・レコーディング」
演技をしている時には音は拾わず、別録りしていました。
「台詞」「擬音」「音楽」は、後から付けます。
これは「映画」という性格上、長期撮影及び
製作に長い時間をさくことができるため生まれた技法です。
そしてこれを、TVに応用するようになりました。
ご存知のようにTVは、映画より遥かに安い制作費で
製作に割ける時間も短いです。
なのでこの「アフレコ」がとても有効で、瞬く間に広がりました。
TVが生放送だった頃、あるいはビデオが出始めた頃、
そのテープ自体が貴重で、かなりの値段でした。
なので全ての番組でイッパツで録りたいし、失敗したくありません。
またビデオで編集ができるようになっても、編集に割ける時間も金もありません。
あらゆるTV番組において制作費を浮かせるための方法。
そう。元々「音源」のある音楽は「アフレコ」には、ちょうどよかったんです。
そしてこの「アフレコ」の「順番が逆になったもの」が・・・
「口パク」の始まりでした。
当時まだ、持ち歩ける「音源」は、オープン・リール。
そして、8トラック・テープ、カセット・テープ、レコード。
今のように気軽に「カラオケ」は用意できませんでした。
歌番組の多くは「楽団」が演奏し、時代と共にバンドが登場。
また自分で演奏して自分で歌う人が出てきました。
これは全てがイッパツ勝負。
実際にはライブはこのイッパツ勝負が当たり前のことなんですが、
こと、TV番組となるとそうはいきません。
「うまくいかなかったもの」を放送するわけにはいきません。
録り直しがきくということは、歌手側からの要望も出ます。
「うまくいかなかったから、もう一度歌わせてくれ!」
TVの側も、うまく歌えなかったものに対しては文句が出ます。
ましてや「TV番組」は、一般の人が思っているより、遥かに時間のかかる作業です。
1時間程度の番組でも、個人リハ、各コーナー・リハ、ランスルー・・・
あっという間に、半日・1日とかかるようになります。
でもTV番組は、1日分だけで12時間分以上録らなければいけません。
番組を作る方からしてみれば、できるだけ手間を省きたいわけです。
それの最も最短の場所にいて白羽の矢が立ったのが「歌番組」でした。
「口パク」には、失敗がありません。
余程のトラブルが発生しない限り、録り直しする必要がないワケです。
「画」がうまく録れれば、それで済むわけです。
それが生番組になれば、なおさらのこと。
「画」のことだけ考えれば済むわけです。
そうして生まれてきたのが「口パク」なんです。
なので「口パク」を必要としていたのはTV局側なんです。
歌手の方から「口パクにしてくれ!」などというのは、ほとんどありません。
まあ日本にも「アイドル」と言われる「歌がヘタな人」が登場してきた時には、
その歌手の事務所にとっては「渡りに船」でした(笑)。
どんなに歌がヘタでも、TVで醜態を晒すことはないわけです(爆)。
そんなこんなでTV番組では「口パク」は常態化してきました。
これが一番最初に大問題になったのは、ベイシティ・ローラーズでしょうか。
なんとコンサートで、曲がフェード・アウトするという事態が起きました(笑)
これはさすがに・・・でも問題になったとはいえ、
ファンとしては「観られるだけでもいい」という意見がありました。
元々がナマでもレコードでも、歌がヘタ(爆)
ライブでレコードを流してすら、歌が「それなり」だったんです(^_^;)
実は私達エイプリル・バンド等でTV出演した時も「口パク」でした。
でもそれを誰も不思議には思わないし、あたりまえのものだと思っていました。
映画やTVは、フィルムの中の「虚構の世界」です。
「口パク」していなくても、編集によってウソを積み重ねてできるもの。
音楽番組に「生」を求めるなら、コンサートを観に行けばいいし、
ドラマに「生」を求めるなら、劇場に観に行けばいいわけです。
同じようなモノであっても、まったく別物と「今でも」考えています。
有名なところでは吉田拓郎さん、山下達郎さん、浜田省吾さん。
TV番組を拒否していました。
TV用のサウンド・システムでは自分たちの音をまともに拾えないし、
TVから出てくるサウンドでは、自分達が納得できないと。
ましてや1曲演るために何時間も拘束されるなど、もってのほかです。
もしも演るなら、30分又は1時間番組で、自分たちの納得できるスタッフで。
ミュージシャンとしては、あまりにもまともな発言、そして理由です。
ただしマスコミは彼らに「TVを拒否した!」というレッテルを貼りました。
私も「コンサート」「ライブ」では、さすがに「口パク」はありえないと思います。
ただしアイドル=Jニーズやその類の人が、
「歌声の入っている音源に、さらに被せて歌う」のは、「あり」だと思っています。
私は彼らのライブは「ショー」だと思っています。
「観せてナンボ」「ナマで動いてナンボ」だと思っています。
レコード・CDよりうまく歌えることなど、露ほども期待していません。
それがシンガーやバンドなら別です。
アレンジが変わったり、歌い方が変わったり。
その日だけの「One Night Stand」-最高の演奏や歌が生まれることがあります。
それに立ち会うことができたライブは、一生の宝物です。
「鳥肌が立つ」「涙が出る」-そんなことが実際に起きます。
あまりにスゴすぎて、声も出せず、動くことすら出来なくなることもあります。
何千人・何万人の人を黙らせるパフォーマンスに出会える瞬間。
それがライブの醍醐味だと思っています。
実際にそういうライブを観ていますし、自分がステージにいたこともあります。
私はそういう音楽が好きだし、自分も演奏する側として、そうありたいと思っています。
でも「TV番組の制作」となったら、「今でも」許容範囲です。
番組制作上、ありえることですから。
昔からあった音楽番組でも、よくあったことです。
ただみんなが気が付かなかっただけです。
「口パク」を判断する練習を積んでいなかっただけ。
女のコ集団・男のコ集団が生でも口パクでも、出てくる音は同じです。
はて、48人出てきたら48本のマイクで全て声を拾うのでしょうか?
これは、うまいヘタの次元の話ではありません。
ナマで歌って欲しいレベルの人が、おいそれと音楽番組には出てきませんし(笑)
ただでさえ論争の的になっていたこの「口パク」が、
なんとかPさんのおかげで、大問題に膨れ上がってきました。
コイツ・・・バカでしょう(笑)。
どこかのバンドの人が「これからは口パクはやめます!」っていったら・・・
それと同じレベルの発言ですよね。
「口パク」を知らない子供達の中に、ガソリンをぶちまけただけです。
「虚構」を「真実」にしたい?
そもそもスタート地点が違うと思うんですが・・・
ここに来る人は大人なので(笑)、理解してくれているとは思います。
そんなことに目くじらをたてるような人はいませんよね(^_-)-☆
TV番組に、それほどまでのレベルを要求する必要があるんでしょうか?
TVが「真実」でないことは、誰でもわかっているし、
こういったことまで、TVに依存する姿勢って・・・
子供達の騒ぎ立てる声でネットが埋まるのは・・・
カンベンしてください。
その頃はまだホームページのみ。
簡単なソフトを使ったとしても、敷居が高いものでした。
それが、ブログになり、ミクシになり、ツイッター・フェイズブックになり・・・
子供から大人まで、みんな「俺にも言わせろ!」(笑)
日本全国、いや世界中が「井戸端会議」状態になってきました。
小学生でも50歳でも、発言の重み-レベルが同じところまで引き下げられました。
なんとかPさんの発言で「口パク論争」が一段と激化。
もともとの「口パク」がわからない子供達が大騒ぎです。
ここに来る人達だけでも、わかって下さいね。
「口パク」とは、TV番組を作るときの「必要悪」です。
その昔、TVが始まった時は、全てが生放送でした。
時は流れ機材が進化し、「録画放送」ができるようになりました。
いわゆる「ビデオ機器」が発達したわけです。
もともと「映画」という物体はその製作テクニックとして、
「アフレコ」というものを使っていました。
「アフレコ」=「アフター・レコーディング」
演技をしている時には音は拾わず、別録りしていました。
「台詞」「擬音」「音楽」は、後から付けます。
これは「映画」という性格上、長期撮影及び
製作に長い時間をさくことができるため生まれた技法です。
そしてこれを、TVに応用するようになりました。
ご存知のようにTVは、映画より遥かに安い制作費で
製作に割ける時間も短いです。
なのでこの「アフレコ」がとても有効で、瞬く間に広がりました。
TVが生放送だった頃、あるいはビデオが出始めた頃、
そのテープ自体が貴重で、かなりの値段でした。
なので全ての番組でイッパツで録りたいし、失敗したくありません。
またビデオで編集ができるようになっても、編集に割ける時間も金もありません。
あらゆるTV番組において制作費を浮かせるための方法。
そう。元々「音源」のある音楽は「アフレコ」には、ちょうどよかったんです。
そしてこの「アフレコ」の「順番が逆になったもの」が・・・
「口パク」の始まりでした。
当時まだ、持ち歩ける「音源」は、オープン・リール。
そして、8トラック・テープ、カセット・テープ、レコード。
今のように気軽に「カラオケ」は用意できませんでした。
歌番組の多くは「楽団」が演奏し、時代と共にバンドが登場。
また自分で演奏して自分で歌う人が出てきました。
これは全てがイッパツ勝負。
実際にはライブはこのイッパツ勝負が当たり前のことなんですが、
こと、TV番組となるとそうはいきません。
「うまくいかなかったもの」を放送するわけにはいきません。
録り直しがきくということは、歌手側からの要望も出ます。
「うまくいかなかったから、もう一度歌わせてくれ!」
TVの側も、うまく歌えなかったものに対しては文句が出ます。
ましてや「TV番組」は、一般の人が思っているより、遥かに時間のかかる作業です。
1時間程度の番組でも、個人リハ、各コーナー・リハ、ランスルー・・・
あっという間に、半日・1日とかかるようになります。
でもTV番組は、1日分だけで12時間分以上録らなければいけません。
番組を作る方からしてみれば、できるだけ手間を省きたいわけです。
それの最も最短の場所にいて白羽の矢が立ったのが「歌番組」でした。
「口パク」には、失敗がありません。
余程のトラブルが発生しない限り、録り直しする必要がないワケです。
「画」がうまく録れれば、それで済むわけです。
それが生番組になれば、なおさらのこと。
「画」のことだけ考えれば済むわけです。
そうして生まれてきたのが「口パク」なんです。
なので「口パク」を必要としていたのはTV局側なんです。
歌手の方から「口パクにしてくれ!」などというのは、ほとんどありません。
まあ日本にも「アイドル」と言われる「歌がヘタな人」が登場してきた時には、
その歌手の事務所にとっては「渡りに船」でした(笑)。
どんなに歌がヘタでも、TVで醜態を晒すことはないわけです(爆)。
そんなこんなでTV番組では「口パク」は常態化してきました。
これが一番最初に大問題になったのは、ベイシティ・ローラーズでしょうか。
なんとコンサートで、曲がフェード・アウトするという事態が起きました(笑)
これはさすがに・・・でも問題になったとはいえ、
ファンとしては「観られるだけでもいい」という意見がありました。
元々がナマでもレコードでも、歌がヘタ(爆)
ライブでレコードを流してすら、歌が「それなり」だったんです(^_^;)
実は私達エイプリル・バンド等でTV出演した時も「口パク」でした。
でもそれを誰も不思議には思わないし、あたりまえのものだと思っていました。
映画やTVは、フィルムの中の「虚構の世界」です。
「口パク」していなくても、編集によってウソを積み重ねてできるもの。
音楽番組に「生」を求めるなら、コンサートを観に行けばいいし、
ドラマに「生」を求めるなら、劇場に観に行けばいいわけです。
同じようなモノであっても、まったく別物と「今でも」考えています。
有名なところでは吉田拓郎さん、山下達郎さん、浜田省吾さん。
TV番組を拒否していました。
TV用のサウンド・システムでは自分たちの音をまともに拾えないし、
TVから出てくるサウンドでは、自分達が納得できないと。
ましてや1曲演るために何時間も拘束されるなど、もってのほかです。
もしも演るなら、30分又は1時間番組で、自分たちの納得できるスタッフで。
ミュージシャンとしては、あまりにもまともな発言、そして理由です。
ただしマスコミは彼らに「TVを拒否した!」というレッテルを貼りました。
私も「コンサート」「ライブ」では、さすがに「口パク」はありえないと思います。
ただしアイドル=Jニーズやその類の人が、
「歌声の入っている音源に、さらに被せて歌う」のは、「あり」だと思っています。
私は彼らのライブは「ショー」だと思っています。
「観せてナンボ」「ナマで動いてナンボ」だと思っています。
レコード・CDよりうまく歌えることなど、露ほども期待していません。
それがシンガーやバンドなら別です。
アレンジが変わったり、歌い方が変わったり。
その日だけの「One Night Stand」-最高の演奏や歌が生まれることがあります。
それに立ち会うことができたライブは、一生の宝物です。
「鳥肌が立つ」「涙が出る」-そんなことが実際に起きます。
あまりにスゴすぎて、声も出せず、動くことすら出来なくなることもあります。
何千人・何万人の人を黙らせるパフォーマンスに出会える瞬間。
それがライブの醍醐味だと思っています。
実際にそういうライブを観ていますし、自分がステージにいたこともあります。
私はそういう音楽が好きだし、自分も演奏する側として、そうありたいと思っています。
でも「TV番組の制作」となったら、「今でも」許容範囲です。
番組制作上、ありえることですから。
昔からあった音楽番組でも、よくあったことです。
ただみんなが気が付かなかっただけです。
「口パク」を判断する練習を積んでいなかっただけ。
女のコ集団・男のコ集団が生でも口パクでも、出てくる音は同じです。
はて、48人出てきたら48本のマイクで全て声を拾うのでしょうか?
これは、うまいヘタの次元の話ではありません。
ナマで歌って欲しいレベルの人が、おいそれと音楽番組には出てきませんし(笑)
ただでさえ論争の的になっていたこの「口パク」が、
なんとかPさんのおかげで、大問題に膨れ上がってきました。
コイツ・・・バカでしょう(笑)。
どこかのバンドの人が「これからは口パクはやめます!」っていったら・・・
それと同じレベルの発言ですよね。
「口パク」を知らない子供達の中に、ガソリンをぶちまけただけです。
「虚構」を「真実」にしたい?
そもそもスタート地点が違うと思うんですが・・・
ここに来る人は大人なので(笑)、理解してくれているとは思います。
そんなことに目くじらをたてるような人はいませんよね(^_-)-☆
TV番組に、それほどまでのレベルを要求する必要があるんでしょうか?
TVが「真実」でないことは、誰でもわかっているし、
こういったことまで、TVに依存する姿勢って・・・
子供達の騒ぎ立てる声でネットが埋まるのは・・・
カンベンしてください。
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