総観客数10人(@祝日最終上映)(^^)/
遅ればせながら・・・
「Rocket Man」を観てきました。
う~~~~~ん
エルトン・ジョンのファン以外の人が観ても・・・(笑)
もう上映も終了なので、ハデにネタバレを。
この映画は壮大なエルトン・ジョンのカミング・アウトです。
家族・肉親との確執。
マネージャー・スタッフとの確執。
そしてバニー・トーピンの名誉回復。
エルトンがゲイであることは昔から有名で
いろいろな人との関係が噂されていました。
一時期、バニーと離れたのも事実。
でもそこにあった真実はうまく伝わらず
噂話が先行するという状態。
そのいろいろなことが一体どういう状態だったのか?
それをスッキリさせておきたかったのでしょう。
ゲイであることは大々的に描かれています。
でもけしてバニーとはそういう関係ではなかったこと。
レコード会社のエルトンにたいする仕打ち。
ゲイであることを決定づけたマネージャーの存在。
売れたことと引き換えに失ったモノ。
それを本人の口から聞くような映画です。
すごいのは主演のタロン・エジャトン。
全編吹き替え無し!!
全曲「エルトン・ジョン」として歌っています。
前回スター誕生でサントラを先に聴いて失敗したので
今回はサントラもトレーラーも封印(笑)
純粋に映画を先にしました。
サントラも全曲タロンの歌唱です。
エルトンの声は一切使用されていません。
それは映画本編でも同じ。
でもモノマネではなく、イヤミ無く似てます。
役としても歌唱も一級品。
子役のコが実はエルトンの幼少期そっくりで
歌唱力もスゴイです。
そしてデビューしてどんどん売れていくんですが
色々なトラブルが続出。
それはこの手の伝記にはよくあるロックスターの悲劇。
それを曲をまじえながら描くんですが・・・
まず衣装がスゴイ!!
衣装を見るだけで、いつの時代なのかが良くわかります。
トレードマークのハデなメガネと衣装。
それを見ると時代と曲がわかります。
ただ・・・それはファンにしか通用しませんが(笑)
もっとスゴイのは・・・
この映画はエルトンがプロデュースしてます。
当然あのハデなメガネや衣装はホンモノと思いきや・・・
実はイメージはそっくりだけど
タロンのために全部新品で作ってあります。
それは映画本編の最後にネタバレで出てきます。
本人の画像とタロンの画像を並べて。
同じに見えますが、ちゃんとアップデートされてます。
でも・・・ソックリ!!(爆)
笑っちゃうぐらい良くできています。
一切エルトンの声は使用されていません。
でもこの映画は・・・
間違いなくエルトン自身によるカバー。
タロンという類まれなる才能を使って
全曲アップデートされています。
よくヘタにヒット曲を持ってしまった人が
その曲以上に売れるモノを作ることができず
「新録」の名を借りて録り直したりします。
でもそれらはけっしてオリジナルを越えられません。
歌や演奏が稚拙だったとしても
オリジナルのインパクトがやはり最強。
それを踏まえて曲をアップデートするのに
今回の映画はとても良い機会だったんですね。
今のエルトンならばきっと・・・という
ライブとはまた違う作品になっています。
そして場面場面に合わせて曲が使用されます。
そのシチュエーション毎に曲が流れ
あの抽象的で難解だった詩に、ひとつひとつガテンがいく。
「そういう意味だったんだぁ~」という
エルトン自身による解説付き(笑)
実は抽象的でも難解でもなく
その時のエルトンの気持ちそのままだったという事実。
エルトン自身がインタビューで語っていましたが
バニーの詞は必ずしも詞のみではなく
そのシチュエーションも含めて記されているモノ。
映画でも紙一杯に書かれた詞が映し出されます。
それを見ると自然にイメージがあふれ出し
言葉を組み立ててメロディが自然に沸き上がってくる・・・
結局「エルトン・ジョン」の最大の理解者は
最初から隣にいたバニー・トーピンだったこと。
そしてバニーはゲイではなく最後まで友であったこと。
「エルトン・ジョン」はバニーがいたからこそ
成り立っていたいう事実。
この映画が出るらしいという噂話の段階だった頃
俺のライブラリーに欠けていたアルバムを補充し
「エルトン・ジョン」の32枚のアルバム(@当社比)
(ライブ・ベスト・コンピ・サントラを除く)
を全部並べて聴き返す作業をしていました。
サントラだけでも数枚あります。
特に初期作品の「フレンズ」は
エルトンのアルバムとして広く認知されています。
合計するとほぼ1年1作のペースでここまできました。
現在はフェアウェル・ツアーとして世界中を回り
新作は途絶えています。
そんな中で前代未聞の本人監修による
他人に歌わせたカバー・アルバムと映像。
すべてにガテンがいって、ファンはやっと安心(笑)
いままで書かれてきたゴシップは嘘ばかりだった
ということがやっと判明しました(笑)
小中学校で同級生だった同じ団地に住む遠藤君。
筋金入りのエルトン・ジョンのファンで、
彼の自宅に招かれてコンコンと聴かせられました(笑)
まだ中学生だったので、初期4枚ぐらいでしょうか。
そんな俺に火がついたのが「Goodbye Yellow Brick Road」
「Bennie and the Jets」と同時にこの曲が書ける才能。
そして「Daniel」や「Your Song」に先祖返り(爆)
「なんていい曲を書く人なんだろう」
あの奇抜なメガネや衣装からは想像もできない素敵な曲。
以来ずっと単なる一ファンとして、聴くだけのファンとして
「エルトン・ジョン」は俺の中に存在していました。
その後は「Little Jeannie」や「Sad Song」
そういえばKiki Deeとの「Don't Go Breaking My Heart」は
笑っちゃうぐらい似てました(笑)
「Daniel」や「Sad Song」はふとした時に
鼻歌ででちゃうぐらい好きな曲。
「Goodbye Yellow Brick Road」「Bennie and the Jets」は
ピアノすらコピーしました。
「僕の瞳に小さな太陽」=「Don't Let the Sun Go Down on Me」は
永遠に俺の頭の中で鳴り続ける曲。
ファンにとってはたまらない映画でした。
余計なエピソードや登場人物は一切無し。
ただただ「エルトン・ジョン」のカミングアウト。
これから出るであろうフェアウェル・ツアーのライブ盤とセットで
「エルトン・ジョン」が完結することでしょう。
もしもあなたが「エルトン・ジョン」のファンであるなら・・・
超オススメです(^^)/
「Rocket Man」を観てきました。
う~~~~~ん
エルトン・ジョンのファン以外の人が観ても・・・(笑)
もう上映も終了なので、ハデにネタバレを。
この映画は壮大なエルトン・ジョンのカミング・アウトです。
家族・肉親との確執。
マネージャー・スタッフとの確執。
そしてバニー・トーピンの名誉回復。
エルトンがゲイであることは昔から有名で
いろいろな人との関係が噂されていました。
一時期、バニーと離れたのも事実。
でもそこにあった真実はうまく伝わらず
噂話が先行するという状態。
そのいろいろなことが一体どういう状態だったのか?
それをスッキリさせておきたかったのでしょう。
ゲイであることは大々的に描かれています。
でもけしてバニーとはそういう関係ではなかったこと。
レコード会社のエルトンにたいする仕打ち。
ゲイであることを決定づけたマネージャーの存在。
売れたことと引き換えに失ったモノ。
それを本人の口から聞くような映画です。
すごいのは主演のタロン・エジャトン。
全編吹き替え無し!!
全曲「エルトン・ジョン」として歌っています。
前回スター誕生でサントラを先に聴いて失敗したので
今回はサントラもトレーラーも封印(笑)
純粋に映画を先にしました。
サントラも全曲タロンの歌唱です。
エルトンの声は一切使用されていません。
それは映画本編でも同じ。
でもモノマネではなく、イヤミ無く似てます。
役としても歌唱も一級品。
子役のコが実はエルトンの幼少期そっくりで
歌唱力もスゴイです。
そしてデビューしてどんどん売れていくんですが
色々なトラブルが続出。
それはこの手の伝記にはよくあるロックスターの悲劇。
それを曲をまじえながら描くんですが・・・
まず衣装がスゴイ!!
衣装を見るだけで、いつの時代なのかが良くわかります。
トレードマークのハデなメガネと衣装。
それを見ると時代と曲がわかります。
ただ・・・それはファンにしか通用しませんが(笑)
もっとスゴイのは・・・
この映画はエルトンがプロデュースしてます。
当然あのハデなメガネや衣装はホンモノと思いきや・・・
実はイメージはそっくりだけど
タロンのために全部新品で作ってあります。
それは映画本編の最後にネタバレで出てきます。
本人の画像とタロンの画像を並べて。
同じに見えますが、ちゃんとアップデートされてます。
でも・・・ソックリ!!(爆)
笑っちゃうぐらい良くできています。
一切エルトンの声は使用されていません。
でもこの映画は・・・
間違いなくエルトン自身によるカバー。
タロンという類まれなる才能を使って
全曲アップデートされています。
よくヘタにヒット曲を持ってしまった人が
その曲以上に売れるモノを作ることができず
「新録」の名を借りて録り直したりします。
でもそれらはけっしてオリジナルを越えられません。
歌や演奏が稚拙だったとしても
オリジナルのインパクトがやはり最強。
それを踏まえて曲をアップデートするのに
今回の映画はとても良い機会だったんですね。
今のエルトンならばきっと・・・という
ライブとはまた違う作品になっています。
そして場面場面に合わせて曲が使用されます。
そのシチュエーション毎に曲が流れ
あの抽象的で難解だった詩に、ひとつひとつガテンがいく。
「そういう意味だったんだぁ~」という
エルトン自身による解説付き(笑)
実は抽象的でも難解でもなく
その時のエルトンの気持ちそのままだったという事実。
エルトン自身がインタビューで語っていましたが
バニーの詞は必ずしも詞のみではなく
そのシチュエーションも含めて記されているモノ。
映画でも紙一杯に書かれた詞が映し出されます。
それを見ると自然にイメージがあふれ出し
言葉を組み立ててメロディが自然に沸き上がってくる・・・
結局「エルトン・ジョン」の最大の理解者は
最初から隣にいたバニー・トーピンだったこと。
そしてバニーはゲイではなく最後まで友であったこと。
「エルトン・ジョン」はバニーがいたからこそ
成り立っていたいう事実。
この映画が出るらしいという噂話の段階だった頃
俺のライブラリーに欠けていたアルバムを補充し
「エルトン・ジョン」の32枚のアルバム(@当社比)
(ライブ・ベスト・コンピ・サントラを除く)
を全部並べて聴き返す作業をしていました。
サントラだけでも数枚あります。
特に初期作品の「フレンズ」は
エルトンのアルバムとして広く認知されています。
合計するとほぼ1年1作のペースでここまできました。
現在はフェアウェル・ツアーとして世界中を回り
新作は途絶えています。
そんな中で前代未聞の本人監修による
他人に歌わせたカバー・アルバムと映像。
すべてにガテンがいって、ファンはやっと安心(笑)
いままで書かれてきたゴシップは嘘ばかりだった
ということがやっと判明しました(笑)
小中学校で同級生だった同じ団地に住む遠藤君。
筋金入りのエルトン・ジョンのファンで、
彼の自宅に招かれてコンコンと聴かせられました(笑)
まだ中学生だったので、初期4枚ぐらいでしょうか。
そんな俺に火がついたのが「Goodbye Yellow Brick Road」
「Bennie and the Jets」と同時にこの曲が書ける才能。
そして「Daniel」や「Your Song」に先祖返り(爆)
「なんていい曲を書く人なんだろう」
あの奇抜なメガネや衣装からは想像もできない素敵な曲。
以来ずっと単なる一ファンとして、聴くだけのファンとして
「エルトン・ジョン」は俺の中に存在していました。
その後は「Little Jeannie」や「Sad Song」
そういえばKiki Deeとの「Don't Go Breaking My Heart」は
笑っちゃうぐらい似てました(笑)
「Daniel」や「Sad Song」はふとした時に
鼻歌ででちゃうぐらい好きな曲。
「Goodbye Yellow Brick Road」「Bennie and the Jets」は
ピアノすらコピーしました。
「僕の瞳に小さな太陽」=「Don't Let the Sun Go Down on Me」は
永遠に俺の頭の中で鳴り続ける曲。
ファンにとってはたまらない映画でした。
余計なエピソードや登場人物は一切無し。
ただただ「エルトン・ジョン」のカミングアウト。
これから出るであろうフェアウェル・ツアーのライブ盤とセットで
「エルトン・ジョン」が完結することでしょう。
もしもあなたが「エルトン・ジョン」のファンであるなら・・・
超オススメです(^^)/