ローリングストーン誌が選んだ・・・
ネットを流し読みしていたら、たまたまぶつかった。
ローリングストーン誌が選んだ
音楽史上最高のライヴ・アルバム ベスト50
まああくまでも「ローリングストーン誌が選んだ」であり
ロックに限らず、ジャズ・カントリー・ブルースと内容は多彩。
ただ「音楽史上」とは言っても、クラシックは入っていない。
多彩なジャンルから選ばれているし、誰にとって「最高」なのか
基準があるわけではないので、あくまでも読み物として
あるいは参考文献としては役にたつ。
これはリスナー、評論家、演奏者、レコード会社、国。
それぞれ基準によって内容が変わるのはいたしかたないこと。
俺は子供の頃から「演奏者」側の目線でしか見てない。
そこにズレが生じてしまうので、この手のモノは納得できない。
「ローリングストーン誌が選んだ」でググってもらえば
いろいろな「史上最高」を調べることができる。
ただし演奏者側から見ると、あきらかに「音楽業界に影響を与えた」
あるいは「音楽業界がひっくり返った」というような
強烈なインパクトを与えたものがある。
それがこの手のランキングには入ってこないのでもどかしい。
考えてみると俺が「ライブ・アルバム」を意識したというか
「ライブ・アルバム」として認識したのがどれだかハッキリしない。
というのもギターを初めてすぐ「ビートルズ」「ベンチャーズ」
のブームがあり、「GS」「フォークソング」のブームがきた。
「勝ち抜きエレキ合戦」ような番組が四六時中流れていて
当然みんな「生演奏」だったため、
ライブとレコードにあまり垣根がなかったというか、
気にしてなかったというのが現状である。
特にまだ「マルチ・トラックによるレコーディング」が無く、
ライブとレコードにあまり差が無かったのだ。
たぶん「ライブ・アルバム」を意識したのは
「ビーチボーイズ・コンサート」だと思う。
![1na[1]](https://blog-imgs-122-origin.fc2.com/g/t/o/gtokita/20180828160945a44.jpg)
1964年リリースなので、当時8歳(笑)
実際に聴いたのはギターを始めてからなので、67~8年頃だろう。
なにより「In My Room」のコーラスにビックリした記憶がある。
一緒に聴いていたのがフォー・トップスのファースト(笑)。
これが65年のリリースなので、だいたい年号はあってる(爆)
フォー・トップスはライブではないが、どちらもコーラス・バンド。
親戚が置いて行ってくれたもので、今でも感謝している。
そこから中学に入ると「フォーク」と「ハードロック」のブームが来る。
拓郎さんの「よしだたくろうオンステージ」にどっぷりハマると共に(笑)
ロックの金字塔、クリームの「Live Vol 2」がやってくる。
72年なので、15歳だ。

俺はこのアルバムはライブ・アルバムの金字塔であるとともに、
クラプトンの最高傑作だと思っている。
今聴いてなおスゴいと思うし、なによりクラプトンが神様になったアルバムだ。
クリームはスタジオ盤がとにかく面白くない。
いや演っていることは同じなのだが、ラウド感が全くない。
しかしこの「Live Vol 2」は、すべてが完璧だ。
特にこのアルバムはのちに、ベースもドラムもコピーすることになる。
当時の人たちは、みんなこの演奏に魅了されていたのだ。
でも・・・
「ローリングストーン誌が選んだ」には入っていない(泣)
この後にでる「クリームの素晴らしき世界」のライブ・サイドも最高。
「Live Vol 2」には「Sunshine Love」「White Room」があり
「素晴らしき世界」には「Cross Road」「I'm so glad」が入っている。
ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルースにとっても最高傑作。
65年以降、ハードロックの怒涛の快進撃が始まる。
そして70年以降。サザンロックの逆襲が始まる(笑)
ライブ・アルバムもこれでもかっ!!っていうぐらい出てくる。
クリームの「Live Vol 2」の次に我々は、
フリーの「Live!」にノックアウトされ・・・

オールマン・ブラザース・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」に
叩きのめされることになる。

フリーは72年。オールマンは71年だ。
これがなぜ逆かというと・・・
今までになかった「サザンロック」がジワジワ上がってきたからだ。
そこに72年の12月、のちに名盤「Made In Japan」となる
ディープ・パープルの「Live In Japan」がやってくる。

高校生時代はフリー、オールマン、パープルそしてキャロル(笑)
こればっかり演っていた記憶がある。
あっ、これに73年のベック・ボガード&アピスがプラスされる。

どれもこれもライブ・アルバムだったし、
少なくとも演奏する側の人間は、ほとんどがこれを通過してきたはず。
なのに・・・
「ローリングストーン誌が選んだ」には入っていない(泣)
唯一、パープルの「Live In Japan」ではなく「Made In Japan」のみ入ってる。
発売当初、日本限定だったものが、のちに世界にリリースされることになり、
これは一大ブームを巻き起こし、「日本で演ったライブ」のアルバムが
次々と世界にリリースされることになる。
つづく・・・
ローリングストーン誌が選んだ
音楽史上最高のライヴ・アルバム ベスト50
まああくまでも「ローリングストーン誌が選んだ」であり
ロックに限らず、ジャズ・カントリー・ブルースと内容は多彩。
ただ「音楽史上」とは言っても、クラシックは入っていない。
多彩なジャンルから選ばれているし、誰にとって「最高」なのか
基準があるわけではないので、あくまでも読み物として
あるいは参考文献としては役にたつ。
これはリスナー、評論家、演奏者、レコード会社、国。
それぞれ基準によって内容が変わるのはいたしかたないこと。
俺は子供の頃から「演奏者」側の目線でしか見てない。
そこにズレが生じてしまうので、この手のモノは納得できない。
「ローリングストーン誌が選んだ」でググってもらえば
いろいろな「史上最高」を調べることができる。
ただし演奏者側から見ると、あきらかに「音楽業界に影響を与えた」
あるいは「音楽業界がひっくり返った」というような
強烈なインパクトを与えたものがある。
それがこの手のランキングには入ってこないのでもどかしい。
考えてみると俺が「ライブ・アルバム」を意識したというか
「ライブ・アルバム」として認識したのがどれだかハッキリしない。
というのもギターを初めてすぐ「ビートルズ」「ベンチャーズ」
のブームがあり、「GS」「フォークソング」のブームがきた。
「勝ち抜きエレキ合戦」ような番組が四六時中流れていて
当然みんな「生演奏」だったため、
ライブとレコードにあまり垣根がなかったというか、
気にしてなかったというのが現状である。
特にまだ「マルチ・トラックによるレコーディング」が無く、
ライブとレコードにあまり差が無かったのだ。
たぶん「ライブ・アルバム」を意識したのは
「ビーチボーイズ・コンサート」だと思う。
![1na[1]](https://blog-imgs-122-origin.fc2.com/g/t/o/gtokita/20180828160945a44.jpg)
1964年リリースなので、当時8歳(笑)
実際に聴いたのはギターを始めてからなので、67~8年頃だろう。
なにより「In My Room」のコーラスにビックリした記憶がある。
一緒に聴いていたのがフォー・トップスのファースト(笑)。
これが65年のリリースなので、だいたい年号はあってる(爆)
フォー・トップスはライブではないが、どちらもコーラス・バンド。
親戚が置いて行ってくれたもので、今でも感謝している。
そこから中学に入ると「フォーク」と「ハードロック」のブームが来る。
拓郎さんの「よしだたくろうオンステージ」にどっぷりハマると共に(笑)
ロックの金字塔、クリームの「Live Vol 2」がやってくる。
72年なので、15歳だ。

俺はこのアルバムはライブ・アルバムの金字塔であるとともに、
クラプトンの最高傑作だと思っている。
今聴いてなおスゴいと思うし、なによりクラプトンが神様になったアルバムだ。
クリームはスタジオ盤がとにかく面白くない。
いや演っていることは同じなのだが、ラウド感が全くない。
しかしこの「Live Vol 2」は、すべてが完璧だ。
特にこのアルバムはのちに、ベースもドラムもコピーすることになる。
当時の人たちは、みんなこの演奏に魅了されていたのだ。
でも・・・
「ローリングストーン誌が選んだ」には入っていない(泣)
この後にでる「クリームの素晴らしき世界」のライブ・サイドも最高。
「Live Vol 2」には「Sunshine Love」「White Room」があり
「素晴らしき世界」には「Cross Road」「I'm so glad」が入っている。
ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルースにとっても最高傑作。
65年以降、ハードロックの怒涛の快進撃が始まる。
そして70年以降。サザンロックの逆襲が始まる(笑)
ライブ・アルバムもこれでもかっ!!っていうぐらい出てくる。
クリームの「Live Vol 2」の次に我々は、
フリーの「Live!」にノックアウトされ・・・

オールマン・ブラザース・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」に
叩きのめされることになる。

フリーは72年。オールマンは71年だ。
これがなぜ逆かというと・・・
今までになかった「サザンロック」がジワジワ上がってきたからだ。
そこに72年の12月、のちに名盤「Made In Japan」となる
ディープ・パープルの「Live In Japan」がやってくる。

高校生時代はフリー、オールマン、パープルそしてキャロル(笑)
こればっかり演っていた記憶がある。
あっ、これに73年のベック・ボガード&アピスがプラスされる。

どれもこれもライブ・アルバムだったし、
少なくとも演奏する側の人間は、ほとんどがこれを通過してきたはず。
なのに・・・
「ローリングストーン誌が選んだ」には入っていない(泣)
唯一、パープルの「Live In Japan」ではなく「Made In Japan」のみ入ってる。
発売当初、日本限定だったものが、のちに世界にリリースされることになり、
これは一大ブームを巻き起こし、「日本で演ったライブ」のアルバムが
次々と世界にリリースされることになる。
つづく・・・