空(から)の霊柩車
ついに「Sherlock 3」がオンエアー!!
盛大にネタバレなので、これから「見たい!」と思ってる人は、
ゼヒ、スルーすることをオススメします(^O^)/
最低3回は観ないと、面白さがわかんないし(笑)
まずは・・・題名の「The Empty Hearse」。
邦題「空(から)の霊柩車」は、「シャーロック・ホームズの帰還」の第一話。「The Adventure Of The Empty House」からのパロディである。こちらは「空き家の冒険」と約されているので、この邦題になったと思われるんですが・・・(笑)。最初から「オチ」がここに含まれている。途中で出てくる「シャーロック生存説」を唱える団体の名前にこの「The Empty Hearse」が使われていますが、実際にはその日本語訳を「無人の霊柩車」と言ってしまうと・・・オープニング・テーマと共に流れる映像がすでに「無人の霊柩車」(爆)。そう、今回のキモは「地下鉄」にあることが、最初から提示されている。1度観て2回目に観直すと、「あっ!やられた~!!!!」になる作り方である。のっけからやってくれるじゃないの(笑)。
で、シャーロックの帰還である。死んだと思われたシャーロックが戻ってくる。シャーロックが消えていた2年間に、シャーロックやワトソンその他の人が「どうしてしてか?」が、そこかしこにちりばめられている。ひょいと見逃すと、何がなんだかわからなくような仕掛けだ。
まずはシャーロックが「潜入先」で捕まっている場面。「セルビアの戦闘地」である。シャーロックがイギリスを離れ、遠くバルカン半島までその足を伸ばしている。それほど「モリアーティー」の組織が大きかったということである。ちなみに・・・主演のベネちゃんのインタビューで・・・
記者 「前作『2』では、宿敵モリアーティーが死にましたが・・・」
ベネ 「モリアーティーが死んだ?? ホントに??」
(笑)
やめて欲しい(爆)
インタビューでも、煙幕をはられてしまった。
シャーロック流のユーモアでワトソンの前に戻るが、次々とワトソンに殴られ(笑)傷が増えてゆくシャーロック(爆)。今回は一貫して「シャーロック VS ワトソン」の友情が描かれている。この「友情」と「死の偽装」が話の中心。この「死の偽装」は、今作ではまだどれが真相かは判りません。
戻るべきベーカー街221B。ドアを開けようとするワトソンの前を、なにやら乳母車のようなものを押してる子供が・・・(笑)。これは「ガイ・フォークスの募金」である。知りたい人は、ググルように(笑)。これのおかげで、日時が「11月5日前」であることが提示されている。ちゃんとあとに、シャーロックが「今日は何日だ?」と尋ねると、ワトソンが「今日は11月・・・あっ、そうか!?」という場面が用意されている。この時期にしておかないと、シャーロックが「コートを着る必然性」がないのである。
221Bに戻ったシャーロックとマイクロフト。向かい合って「チェス」をやっているように見えるが・・・(笑)。これは「カメラ目線」でのトリックで、実は「電流手術ゲーム」をやっている。「MB」とか「オペ・ゲーム」と言われる、いわゆる「ドキドキ型」ゲーム。何が可笑しいって、2人がこれをやっていることではなくて、221Bの部屋に「これがあること」である。「シャーロック・ホームズの部屋に」である(笑)。ちなみに今回は「マイクロフトの人間像」もかなり出てきて、なんと「ホームズ家の両親」も登場する(爆)。何かの伏線でないことを祈るが・・・(爆)。
という様に(笑)、伏線につぐ伏線の連続である。最低3回は観ないと判らない(爆)。できれば「一時停止」を駆使し(笑)、尚且つ、スグになんでも「ググれる環境」で観ないと、その伏線を見逃し、聞き逃してしまうことになる。特にこのシャーロック・シリーズが得意とする「シャーロックが推理したことを、文字で流す」場面。ストップさせて観ていないと、その人物像をスルーしてしまうことになる。この「推理したことを、文字で流す」が最後の最後。かなり「キモ」になっている。今シリーズでメインとなっている「モリー」。彼女の「彼氏」の登場場面。シャーロックが推理しているハズなのだが、それが流れない。この先「彼」の存在がとても気になる。それは「モリーの台詞」にも、随所にちりばめられている。最低3回日本語版で観て、それから「英語版」で「英語のニュアンス」を汲み取らないと、全貌が判らない。
そして今回、一番のハイライトは「ワトソン」=「ジョンの髭」である(笑)。
実はこのシャーロックの『2』を作る時、主役のベネちゃんが一番気にしたのが、「本当の時間の流れ」。実際に自分が年をとってゆくと、画面の中の「シャーロック」が変わってしまうことに懸念していたのだ。なので『2』が終った時点で、「次作はムリ!」と言っていたのである。
実際にベネちゃんはシャーロック以降、「スター・トレック」他、映画や舞台に数多く出演している。髪型も変われば、顔つきも変わる。でも「シャーロックを観ている人」に取っては、「時間が連続している」ワケである。特に『1』と『2』は、完全に同じ場所、同じ場面から始まっている。ただその時は「うまくいった」と、ベネちゃんもスタッフも思ったのである。何の違和感もなく『1』と『2』が繋がった。でも『3』はムリだろうと思っていたのだ。
そして『3』が始まる。誰しもが「ちょっと変わってしまったシャーロック」が出てくるものだと予想している。いくら役柄・脚本が同じでも、「現実の人間の時の流れ」は変えられない。誰しもがそう思って、作品を観始める。ところが・・・(笑)
「シャーロック」はそのまま!!(笑)。なのに「ジョンが変わっている」のである(爆)。「やられたぁ~!!」としか言いようが無い。シャーロック本人は、『1』『2』と並べて見比べるぐらいのことをしないと変化がわからないが、ジョンは一目瞭然(>_<)。「喜び」と「裏切り」。「期待」と「ジョーク」。スタッフのセンスの良さに脱帽である。今回のシリーズは、この「ジョンの結婚」がストーリーの主流になり、サブに「モリー」と「マイクロフト」がいる。そして「新しい敵」の出現。これが「モリアティー」なのかどうかは、俺も知りません。余計なところを見て、知識を得たくありませんから(爆)。何もしらない「サラの状態」で観たいので。知っているのは・・・
3-2 「三の兆候」 The Sign Of Three
3-3 「最後の誓い」 His Last Vow
という題名だけ。これ以上は、知りたくありません(笑)
「伏線」も、自分で見つけたいし(爆)
「三の兆候」は「四つの署名」。「最後の誓い」は「最後の挨拶」かな?っていうぐらい。ただし、話1話の中にも、「他の作品のパロディ」は含まれているので要注意(笑)。診察に来て「シャーロックと間違われる老人」のくだりは、あきらかに「空き家の冒険」である。本だけではなく、DVDを持ってくるところがナイス!!(爆)。そういうシカケが、随所にある。それを見つけるのも、この「シャーロック」の醍醐味だ。でも・・・
どーーーしても許せないことが1つ。
「NHK海外ドラマ」のオフィシャル・ページ。
『3』の紹介と共に・・・「登場人物」紹介がある。
次作に出てくる「新しい敵」まではいいのだが・・・
なんと「モリアーティー」と・・・
あろうことか「アイリーン」まで紹介されているのである(笑)
おい、おい!!(爆)
出てくるんかよ~(T_T)
少なくとも何らかのカタチで、この2人の存在も「3」に関わってるって・・・
言っちゃダメじゃん!!
アホか? こいつ等!!?? \(◎o◎)/!
見なきゃよかった・・・(T_T)
ストーリー、プロットの面白さ。画面、撮影の緻密さ・美しさ。そして俳優たちの演技。待ちに待った『3』である。充分楽しませてもらわないと困る(笑)。今俺がリアルタイムで追いかけているのは、この「シャーロック」と「バイオハザード」だけ。どちらも「オチはどうするの???」(爆)である。来週・再来週の土曜日に「3-2」と「3-3」。最低4回ずつ観て、さらに『1』と『2』をもう一度。いや、もう3回ぐらい観て(笑)。今「シャーロキアン」を名乗るなら、このシリーズを暗記するぐらい観ておかないと(笑)。少なくとも・・・
「スマホ」がどんどん新しくなってることぐらいは・・・
スグに気が付ないと、ダメです(^O^)/
盛大にネタバレなので、これから「見たい!」と思ってる人は、
ゼヒ、スルーすることをオススメします(^O^)/
最低3回は観ないと、面白さがわかんないし(笑)
まずは・・・題名の「The Empty Hearse」。
邦題「空(から)の霊柩車」は、「シャーロック・ホームズの帰還」の第一話。「The Adventure Of The Empty House」からのパロディである。こちらは「空き家の冒険」と約されているので、この邦題になったと思われるんですが・・・(笑)。最初から「オチ」がここに含まれている。途中で出てくる「シャーロック生存説」を唱える団体の名前にこの「The Empty Hearse」が使われていますが、実際にはその日本語訳を「無人の霊柩車」と言ってしまうと・・・オープニング・テーマと共に流れる映像がすでに「無人の霊柩車」(爆)。そう、今回のキモは「地下鉄」にあることが、最初から提示されている。1度観て2回目に観直すと、「あっ!やられた~!!!!」になる作り方である。のっけからやってくれるじゃないの(笑)。
で、シャーロックの帰還である。死んだと思われたシャーロックが戻ってくる。シャーロックが消えていた2年間に、シャーロックやワトソンその他の人が「どうしてしてか?」が、そこかしこにちりばめられている。ひょいと見逃すと、何がなんだかわからなくような仕掛けだ。
まずはシャーロックが「潜入先」で捕まっている場面。「セルビアの戦闘地」である。シャーロックがイギリスを離れ、遠くバルカン半島までその足を伸ばしている。それほど「モリアーティー」の組織が大きかったということである。ちなみに・・・主演のベネちゃんのインタビューで・・・
記者 「前作『2』では、宿敵モリアーティーが死にましたが・・・」
ベネ 「モリアーティーが死んだ?? ホントに??」
(笑)
やめて欲しい(爆)
インタビューでも、煙幕をはられてしまった。
シャーロック流のユーモアでワトソンの前に戻るが、次々とワトソンに殴られ(笑)傷が増えてゆくシャーロック(爆)。今回は一貫して「シャーロック VS ワトソン」の友情が描かれている。この「友情」と「死の偽装」が話の中心。この「死の偽装」は、今作ではまだどれが真相かは判りません。
戻るべきベーカー街221B。ドアを開けようとするワトソンの前を、なにやら乳母車のようなものを押してる子供が・・・(笑)。これは「ガイ・フォークスの募金」である。知りたい人は、ググルように(笑)。これのおかげで、日時が「11月5日前」であることが提示されている。ちゃんとあとに、シャーロックが「今日は何日だ?」と尋ねると、ワトソンが「今日は11月・・・あっ、そうか!?」という場面が用意されている。この時期にしておかないと、シャーロックが「コートを着る必然性」がないのである。
221Bに戻ったシャーロックとマイクロフト。向かい合って「チェス」をやっているように見えるが・・・(笑)。これは「カメラ目線」でのトリックで、実は「電流手術ゲーム」をやっている。「MB」とか「オペ・ゲーム」と言われる、いわゆる「ドキドキ型」ゲーム。何が可笑しいって、2人がこれをやっていることではなくて、221Bの部屋に「これがあること」である。「シャーロック・ホームズの部屋に」である(笑)。ちなみに今回は「マイクロフトの人間像」もかなり出てきて、なんと「ホームズ家の両親」も登場する(爆)。何かの伏線でないことを祈るが・・・(爆)。
という様に(笑)、伏線につぐ伏線の連続である。最低3回は観ないと判らない(爆)。できれば「一時停止」を駆使し(笑)、尚且つ、スグになんでも「ググれる環境」で観ないと、その伏線を見逃し、聞き逃してしまうことになる。特にこのシャーロック・シリーズが得意とする「シャーロックが推理したことを、文字で流す」場面。ストップさせて観ていないと、その人物像をスルーしてしまうことになる。この「推理したことを、文字で流す」が最後の最後。かなり「キモ」になっている。今シリーズでメインとなっている「モリー」。彼女の「彼氏」の登場場面。シャーロックが推理しているハズなのだが、それが流れない。この先「彼」の存在がとても気になる。それは「モリーの台詞」にも、随所にちりばめられている。最低3回日本語版で観て、それから「英語版」で「英語のニュアンス」を汲み取らないと、全貌が判らない。
そして今回、一番のハイライトは「ワトソン」=「ジョンの髭」である(笑)。
実はこのシャーロックの『2』を作る時、主役のベネちゃんが一番気にしたのが、「本当の時間の流れ」。実際に自分が年をとってゆくと、画面の中の「シャーロック」が変わってしまうことに懸念していたのだ。なので『2』が終った時点で、「次作はムリ!」と言っていたのである。
実際にベネちゃんはシャーロック以降、「スター・トレック」他、映画や舞台に数多く出演している。髪型も変われば、顔つきも変わる。でも「シャーロックを観ている人」に取っては、「時間が連続している」ワケである。特に『1』と『2』は、完全に同じ場所、同じ場面から始まっている。ただその時は「うまくいった」と、ベネちゃんもスタッフも思ったのである。何の違和感もなく『1』と『2』が繋がった。でも『3』はムリだろうと思っていたのだ。
そして『3』が始まる。誰しもが「ちょっと変わってしまったシャーロック」が出てくるものだと予想している。いくら役柄・脚本が同じでも、「現実の人間の時の流れ」は変えられない。誰しもがそう思って、作品を観始める。ところが・・・(笑)
「シャーロック」はそのまま!!(笑)。なのに「ジョンが変わっている」のである(爆)。「やられたぁ~!!」としか言いようが無い。シャーロック本人は、『1』『2』と並べて見比べるぐらいのことをしないと変化がわからないが、ジョンは一目瞭然(>_<)。「喜び」と「裏切り」。「期待」と「ジョーク」。スタッフのセンスの良さに脱帽である。今回のシリーズは、この「ジョンの結婚」がストーリーの主流になり、サブに「モリー」と「マイクロフト」がいる。そして「新しい敵」の出現。これが「モリアティー」なのかどうかは、俺も知りません。余計なところを見て、知識を得たくありませんから(爆)。何もしらない「サラの状態」で観たいので。知っているのは・・・
3-2 「三の兆候」 The Sign Of Three
3-3 「最後の誓い」 His Last Vow
という題名だけ。これ以上は、知りたくありません(笑)
「伏線」も、自分で見つけたいし(爆)
「三の兆候」は「四つの署名」。「最後の誓い」は「最後の挨拶」かな?っていうぐらい。ただし、話1話の中にも、「他の作品のパロディ」は含まれているので要注意(笑)。診察に来て「シャーロックと間違われる老人」のくだりは、あきらかに「空き家の冒険」である。本だけではなく、DVDを持ってくるところがナイス!!(爆)。そういうシカケが、随所にある。それを見つけるのも、この「シャーロック」の醍醐味だ。でも・・・
どーーーしても許せないことが1つ。
「NHK海外ドラマ」のオフィシャル・ページ。
『3』の紹介と共に・・・「登場人物」紹介がある。
次作に出てくる「新しい敵」まではいいのだが・・・
なんと「モリアーティー」と・・・
あろうことか「アイリーン」まで紹介されているのである(笑)
おい、おい!!(爆)
出てくるんかよ~(T_T)
少なくとも何らかのカタチで、この2人の存在も「3」に関わってるって・・・
言っちゃダメじゃん!!
アホか? こいつ等!!?? \(◎o◎)/!
見なきゃよかった・・・(T_T)
ストーリー、プロットの面白さ。画面、撮影の緻密さ・美しさ。そして俳優たちの演技。待ちに待った『3』である。充分楽しませてもらわないと困る(笑)。今俺がリアルタイムで追いかけているのは、この「シャーロック」と「バイオハザード」だけ。どちらも「オチはどうするの???」(爆)である。来週・再来週の土曜日に「3-2」と「3-3」。最低4回ずつ観て、さらに『1』と『2』をもう一度。いや、もう3回ぐらい観て(笑)。今「シャーロキアン」を名乗るなら、このシリーズを暗記するぐらい観ておかないと(笑)。少なくとも・・・
「スマホ」がどんどん新しくなってることぐらいは・・・
スグに気が付ないと、ダメです(^O^)/